オータムキャンプ2023in熊本

ゴルフ会の修学旅行、今年のオータムキャンプがスタートしました。道中に始まった宴会。ハンドルをまかされた本坂君、村中君への配慮は一切ありません。月曜日の下りの高速道で交通量も多い中、事故渋滞にまきこまれたもののスタート時間には間にあい何とかトラブルを回避してのスタートとなりました。

前週までの冬将軍の到来が嘘のような好天に恵まれ、絶好のコンディションとなりました。

高速を降りて狭い山道を不安げに進んでいくと突然山の中に宮殿のようなクラブハウスが出現。予選ラウンドのコース「司ロイヤルゴルフクラブ」に到着です。

初めてのコースは今までに経験したことのないような硬くて大きなうねりを持った高速グリーン。グリーンに直接オンしても転がり落ちてしまうほどの難度の高いグリーンでした。しかしながら見事にこのグリーンを制覇したのはたっちゃん。明らかに打ちそこないと思われたパターがくるりとひと転び、ショートしたと思ったパターがひと伸びしてチャリチャリーン。予選ラウンドを制したのはたっちゃんでした。

一緒にラウンドした福島君。予定していた山鹿クーポン(2000円/人)がすでに完了していた分をオリンピックで取り戻すと豪語していたにも関わらず、一緒に回った前岡君・村中君のポイントも合わせるとクーポン券2人分の負け越しとなりました。

宿泊先はいつもの「平山温泉　恵荘」。すこしぬるめのまったりとした温泉。ぬるぬる感がたまりません。

会食前には前岡君からの粋な計らい。ボジョレーワインをいただきました。幹事の準備した自家製のスモークチーズとスモークゆで卵との相性も抜群。国籍を問わず多くの女性にもてる前岡君の優しさに納得です。

幹事がこだわる恵荘、今時ありえないリーズナブルな1泊2食付きで6600円。料理の内容もそこそこに美味しく、追加で注文した馬刺しの味もサイコーでした。

会食会場には約40名弱の宿泊客が一堂に会し食事が始まります。年寄りだらけの会場ですが、その中に10数名の７０代後半と思われる男女のグループ。同窓会ということで姫路から駆け付けたメンバーもいて、会場で始まった旅館恒例のカラオケ大会では姫路の歌を披露していました。

我がグループも負けてはおられません。幹事村中君が先陣を切って舞台に上がり、各グループの歌合戦が始まりました。

思い起こせばこのステージ。数年前に伝説の観客一斉追い出しを演出した前岡君の足が重く、トラウマになっているのか、なかなかステージに上がろうとはしません。

無理矢理後押しをしステージに上げると何だか河童のお皿を頭に載せて歌っているような姿。気になって気になって誰も歌は聞いていません。立ち位置というのは重要ですね。前岡君そろそろピッカリ軍団への仲間入りでしょうか?

恒例の二次会ではたっちゃんから差し入れられたちょっと高めのウイスキー。ハイボールが美味しいんです。

突然始まった体感トレーニング。初めてにしてはなかなか上手なマメ君ですが、残念ながらスコアーにはつながりませんでした。ここで始まったのが福島君からのリベンジ宣言。やけ酒も絡んで「明日はプライドをかけて是非ともAチームで回りたい」と言い出しました。

早朝の温泉の後は朝飯にビール。大人の修学旅行ならではです。名物「南関あげ」の味噌汁を堪能した朝食を終えると恒例のトラブル発生。財布がなくなったと大騒ぎするのは福島君。やっとのことで見つけ出したのは敷布団の下。昨日惨敗の深酒がたたり自分で隠したことをすっかり忘れていたようです。どこかの犬みたい。

2日目の決勝ラウンドは「KAOゴルフクラブ」。

前日、大負けを期した福島君。前日の酒の勢いそのままに敢えてAチームへの組み合わせ変更を志願してのラウンドとなりました。前半は小野・前岡の実力者を抑えてグロスでトップの成績でしたが後半息切れしていつものスコアー。残念ながらオリンピックのリベンジもうまくいかなかったようです。

予選ラウンドでは驚異的なパターを見せたたっちゃんでしたが、2日目は届かない、入らない。入るのはバンカーだけと大崩れ。「メンバーに恵まれなかったわ」とどこかで聞いたことのあるマジなコメントでした。

なんだかんだ言いながら優勝したのは福島君。少し負け分を取り戻し参加賞の「山鹿羊羹」もゲットしたところで、機嫌を損ねることなく次回からも参加いただけそうです。

帰りに立ち寄ったのは馬刺しのお店と「南関町いきいき村」。南関あげや地域の特産品をお土産に帰路につきました。

あまりにも楽しすぎるオータムキャンプ。スプリングもやろうぜと声が挙がる一方でいつまで続けられるかも心配です。とにかく元気な体と気力を養い、ボケないようにお互いに頑張ろうぜ!。